チャールズ国王から王子の称号をはく奪された元アンドルー王子のアンドリュー・マウントバッテン・ウィンザー氏は、名誉海軍中将の階級と勲章もはく奪される可能性があると閣僚らが明らかにした。英紙デーリー・メールが2日、報じた。
アンドルー元王子は2015年、55歳の誕生日に中将に任命されたが、少女らへの性的人身取引の罪で起訴され有罪判決を受けた故ジェフリー・エプスタイン元容疑者との親交をめぐる疑惑が続く中、22年に他の軍の役職を辞任した。だがその後も名誉海軍中将の階級を維持していた。
しかしジョン・ヒーリー国防長官は、王子とヨーク公爵の称号を返上した後、さらなる屈辱としてこれらの栄誉も失う可能性を示唆した。
同氏はBBCの番組「サンデー・ウィズ・ローラ・クンスバーグ」で「一般的に政府は国王の決断と判断に従ってきた。国防においても全く同じです。アンドルー中将は軍全体で得てきた名誉職を放棄しました。そして再び国王の導きにより、私たちは現在、彼が持つ最後の中将の称号を剥奪すべく取り組んでいます」と説明した。
ヒーリー氏は、はく奪には元英国海軍将校で元王子の兄でもあるチャールズ国王の承認が必要だと語っている。
アンドルー元王子が軍勲章も失う可能性があるかとの質問に対し、ヒーリー氏は「その件については最新情報を持っていないが、海軍中将の階級と称号と同様に、国王の決定に従うことになるだろう」と語り、階級と同時に勲章もはく奪される可能性を示唆した。
アンドルー元王子は1982年のフォークランド紛争で海軍ヘリコプターの操縦士として活躍。その後は01年まで海軍の現役名簿に名を連ね、海軍航空隊の准将、ロシーマス空軍基地の名誉空軍准将、ロイヤル・ハイランド・フュージリアーズ連隊(第2大隊、ロイヤル・スコットランド連隊)の大佐、第9/12槍騎兵連隊、ロイヤル・アイリッシュ連隊、小火器学校部隊、ヨークシャー連隊の准将などを務めていた。
バッキンガム宮殿は先週に王子の称号をはく奪することを発表し、ウィンザーのロイヤルロッジを離れ、ノーフォークにある一族の邸宅サンドリンガムに居住することを明らかにしている。












