ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が27日(日本時間28日)、「ロベルト・クレメンテ賞」を初受賞した。米国では野球界最高の個人の栄誉とされ、野球での活躍に加えて慈善活動や地域貢献に尽力した選手に贈られる。30球団から一人ずつノミネートされ、今年はベッツが選ばれた。
恵まれない子供を支援する「50―50財団」の活動や1月にロサンゼルス一帯で発生した大規模な山火事の復興支援が評価された。
ブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦前に一緒に慈善活動を行ってきたブリアナ夫人と会見した。
「人生は仕事で何をしているかだけでなく、人にどんな影響を与えるかが大事。相手は自分がどんなふうに感じさせたかを覚えているものだから。誰かに会ったらできるだけ笑顔にしたいし、助けられることがあれば手を差し伸べたい。これから育っていく子どもたちに『自分にもできる』って思ってもらえるような、いいお手本でありたい」
さらに満面の笑みを浮かべ「今年はポジションの変更など苦しい時期もあったが、フィールド上の結果とは関係なく、人として認められたことがうれしい。この賞を心から誇りに思う」と語った。
ドジャース選手としてはスティーブ・ガービー(1981年)、クレイトン・カーショー(2012年)、ジャスティン・ターナー(22年)に次いで4人目だ。
ロバーツ監督は「これは本当に大きな名誉だよ。アスリートなら誰もが自分は人であって、野球は生活するために自分がやっていること(職業)というが、こうした人道的な賞を受けるのは特別なこと。ムーキー本人はもちろん、妻のブリアナも含めて功績をたたえたい。フィールドでの結果と、フィールド外での社会貢献を両立させているのは素晴らしいこと。心から敬意を表したいね」と祝福した。












