阪神は26日の「SMBC日本シリーズ 2025」第2戦(みずほペイペイ)に1―10で大敗。初戦の勢いをつなげず対戦成績は1勝1敗のタイとなった。

 この日、7回まで5人の投手をリードした坂本誠志郎捕手(31)は「やられたまま終わるわけにはいかないし、やり返せるチャンスはいくらでもある。みんなでやり返しに行きたい」と悔しさをにじませながらも前を向いた。

 1点を先制した直後の初回から先発デュプランティエが鷹打線に飲まれた。無死一、二塁から塁を飛び出していた二走・柳田をタッチアウトに仕留めて流れを引き戻しかけたが、栗原、山川の連続適時打を食らって一挙3失点。

 2回も周東、近藤の適時打で失点を重ね、代わってマウンドに上がった2番手・岩貞も山川の3ランを被弾。序盤は相手の勢いを止めることはできず、2回で8点を追う展開となった。

 マスクを被った坂本は「相手もいっぱい研究してきてるのも感じました」と振り返りながら「同じ相手とこれだけやれるのは、そこにヒントもあるのかなと思うし。うちの投手陣は抑える力もあるので、自分は楽しみながらやっていきたい」と次戦への修正に意欲を見せた。

 強力打線と盤石の投手陣で勝ちかがってきたパリーグ王者との真っ向勝負。「1球、1打席、1人で変わるのが野球。それを突き詰めてできる最高の機会だと思うので。全部を経験して、いろんなことを感じながらできる喜びもありながら。結果で応えたい思いはあるので頑張りたいです」と力強く語った。

 虎の最強投手陣をけん引する扇の要が強力打線を攻略し、2年ぶりの日本一に導く。