女子プロレス「マリーゴールド」の青野未来(35)が、ワールド王座奪取に向けて滝行を敢行した。26日の両国国技館大会で行われる同王者の林下詩美(27)への挑戦を控え、東京・檜原村にある九頭龍の滝を訪問。心身を清めた青野が団体を背負う覚悟を明かした。
シングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」を初制覇した青野は、ここまで4度王座を防衛してきた詩美に挑戦する。王座戦を控えた青野は「今回の王座戦は、私にとって大きな挑戦。自分の力だけじゃないものも出せたらと思って、滝行をしにきました」と滝行の経緯を明かした。
この日、檜原村の気温は9度で小雨の降る中、白い行衣姿の青野は住職の指導のもと準備運動し、意を決して入水。水の冷たさと激流に耐えながら滝に打たれ続けた。滝から上がってきた青野は「滝に打たれてる間も、ずっとベルトのことだけを考えて集中力が高まりました。冷たい滝に打たれて熱く熱く燃え上がった青野未来が、ワールド王座を巻きます」と晴れ晴れとした表情だ。
青野は昨年5月にマリーゴールドの旗揚げに参加。同年7月にはユナイテッドナショナル(UN)王座の初代王者に輝いた。今年5月の代々木大会では、現役を引退した高橋奈七永の最後の対戦相手となり、マリーゴールドのトップ戦線で戦ってきた。
同王座戦ではマリーゴールドでの1年半の集大成にすると意気込みつつ、団体最高峰王者になる覚悟を明かす。「マリーゴールドをもっと知ってほしいっていうのが、今の一番の目標。ロッシー(小川)さんのつくったもう一つの団体(スターダム)と比べられて、悔しい思いもしてきた。そこの出身じゃないからこそ見せられる景色もあると思うので。私がマリーゴールドをもっと大きくしたい」と力強く語った。
「王座戦に向けてここまで全く不安がないって言ったらウソになるし、チャンピオンになるには精神力もすごく大事だと思うので。今日そういう無駄なものは全部そぎ落とされて、折れない心を手に入れた私が団体を引っ張る存在になります」
荒行を乗り越え、心身ともに強くなった青野が団体をけん引する。















