女子プロレス「マリーゴールド」のビクトリア弓月(20)が団体の〝救世主〟になる。

 26日両国国技館大会でユナイテッド・ナショナル王者の桜井麻衣(35)に初挑戦する。今夏のシングルリーグ戦で準優勝し、目標とする同王座への挑戦を勝ち取った。

 王座戦を控えた弓月は、超貴婦人の日常を知るべく20年間の人生で初めて銀座を散策。案の定、記者と会う前に迷子になったようで「ブランド店がたくさん並んでておしゃれな人も多いじゃないですか…。田舎の方で育ったので木登りとかしてた自分からしたら都会過ぎて…。サングラスの値段見たら8万円近くして…私の今まで一番高かった買い物は洋服一式そろえて4万円とかだったので怖いです…」。対戦相手を知るどころか、その日常に恐れおののくことになってしまった。

 そんな弓月だが、1月にスーパーフライ級王座を初戴冠し、5月に岩谷麻優に敗れるまで3度の防衛に成功。デビューからわずか1年11か月で2つ目のシングル王座獲得に王手をかけている。

「Sフライ級王座を手にしてから、周りが自分を期待してくれているなって。そこから団体を背負っていく覚悟が芽生えました。去年までは予選から出場していたリーグ戦も、今年は(林下)詩美さんに勝って準優勝もできた。自分でも絶好調だなと自覚してます」と目をぎらつかせた。

「まだまだ後楽園の客席が寂しい部分に課題は感じますし、MIRAIさんがいなくなって、より団体として頑張らないといけない。なので私がこの純白のベルトを巻いて、団体を盛り上げたいんです。私が団体の希望になります」と覚悟を見せた。約4時間、銀座を散策した弓月は高級ブランド店のサングラスをショーウインドー越しで眺めると「ベルト巻いたら、このサングラス買いに来ようと思います! そのためにも絶対に桜井麻衣からUNのベルトを奪う!」と宣言し、電車で帰路についた。