女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王者・林下詩美(27)が、並々ならぬ覚悟だ。
26日の両国国技館大会で行われるV5戦では、シングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」覇者の青野未来を迎え撃つ。決戦を控えた13日の後楽園大会で2人はタッグマッチで激突。試合では両者が意地の張り合いを展開した末、パワーでねじ伏せた詩美が青野にハイジャックボムを決め、3カウントを奪った。
王座戦に勢いをつけた詩美は「ここまでの前哨戦ですでに2回も3カウントを取られてしまっているので、今日勝ったとはいえ余裕なんて全くない。当日は200%の青野未来で来るって言ってたので、1000%の林下詩美が投げ倒してこのベルトを防衛します」と王座防衛を誓った。
詩美は今年1月にSareeeを撃破し戴冠。その後の防衛戦で彩羽匠と56分を超える死闘を繰り広げるなど、数々の名勝負を生み出してきた自負がある。ここでベルトを奪われるわけにはいかない。「団体を背負っていろんな気持ちを抱えて、チャンピオンとして団体のエースになりました。だからそんなに簡単に取れるベルトじゃないですし、まだまだやりたいこともある。私がこの団体の正真正銘エースなので、その座を譲るわけにはいかない」
詩美の闘志に、さらに火をつける出来事もあった。それは同王座戦がセミに〝降格〟したこと。メインでは米WWEスーパースターのイヨ・スカイとスーパーフライ級王者・岩谷麻優の試合が決まった。
昨年イヨと対戦した詩美は自身の試合がセミとなり、メインではジュリア対Sareeeの初代ワールド王者決定戦が行われた経緯がある。それだけに悔しさをにじませる詩美は「前の団体も含めて私が団体最高峰王者になってから、試合がセミになったのはこれで4回目…。私はメインへのこだわりがあるし、団体の最高峰ベルトの王座戦なので悔しいですよ。たとえそれがイヨさんと麻優さんの試合だったとしても。なのでメインを食う試合をしたいし、試合が終わった後に『赤をメインにするべきだったね』って声が上がるような試合を見せます」と対抗心を燃やした。団体を背負うエースがビッグマッチの主役を奪う。













