チャールズ国王の弟アンドルー王子(65)が17日にヨーク公爵の称号などを返上すると発表した。国王と10分間の電話会談で称号を放棄するよう指示されたという。英紙ミラーが18日、報じた。
アンドルー王子は、性的虐待罪などで起訴され公判前に自殺した故ジェフリー・エプスタイン元被告との関係や、中国のスパイ容疑者とのつながりなど、多くの疑惑があり、批判されていた。
チャールズ国王はアンドルー王子の長年のスキャンダルに疲弊、激怒しており、抜本的な対策が必要だとアンドルー王子に伝えたという。
ある王室関係者はミラー紙に「国王は家族、とくにウィリアム皇太子と慎重に協議した上で、アンドルー王子に『正しいことをしなさい』と伝えたのです。そして、アンドルー王子に『自身の立場の特権を享受し続けることなど到底理解しがたい』と告げられました」と明かす。
16日の電話会談の後、アンドルー王子は「王子」の称号を除くすべての肩書を放棄することに同意し、17日に声明を発表した。アンドルー王子はもはや「ヨーク公」でも「ガーター勲章騎士団(世界最古の騎士団)」の一員でもなくなる。
この発表は、エプスタイン元被告に人身売買され、アンドルー王子と3度の性的関係を強要されたと主張していたバージニア・ジュフリーさんが亡くなってから7か月後に起きた。そしてこれは、ジュフリーさんの回想録の出版を目前に控えたタイミングだった。
アンドルー王子の称号返上について、ジュフリーさんの家族は「バージニアの勝利だ」と述べ、「王子」の称号も剥奪するよう求めた。












