リベンジの時が来た。日本ハムは15日から始まるソフトバンクとのCSファイナルステージ(みずほペイペイ)に向け、13日に本拠地・エスコンフィールド北海道で全体練習を行った。

 オリックスとのファーストステージに連勝。パ2位からの下克上に燃える中、気を吐く一人が水谷瞬外野手(24)だ。突破を決めた前日(12日)のオリックス戦では、1点を追う2回にエース・宮城から二遊間を破る同点適時打。試合を振り出しに戻すと一塁ベースでガッツポーズを決め、闘志を爆発させた。

 水谷は「昨日はゲーム前から珍しく(気持ちが)かかっていて、それで試合に入れたと思うので。そんなに(気持ちは)入りこみ過ぎたくはないんですけど、昨日は本当珍しく。そういう日もあってもいいのかなと思いました」と当時の心境を独白した。

 ただ、越えるべき壁は高い。ファイナルステージの舞台となるみずほペイペイドームでは苦戦を強いられてきた。今季は打率1割9分(21打数4安打)で10三振。7試合とはいえ、本塁打も打点もない。しかも、昨年敗れたホークスとのCSでも代打で2打席に立ち、いずれも三振と歯がゆい結果に終わった。

 そもそも水谷は2023年オフに行われた現役ドラフトでソフトバンクを離れ、日本ハムに移籍した経緯もある。それだけに、今年は古巣との対戦にいっそうの力を入れてきたという。

「去年はシーズンを通して打てなかったところもあったんですけど、今年はいい成績かどうか分からないですけど、それなりに(数字が)出ている部分はあるので。『去年の成績よりも打ちたい』って気持ちを持って1年間スタートさせたので、今年のソフトバンク戦の集大成として、いい内容でっていうのを大切にしたい」

 昨季の対戦では同1割6分7厘(54打数9安打)、1本塁打、3打点。今年は一矢報いることができるのか――。