巨人が12日に行われた「2025 JERA クライマックスシリーズ・セ」のファーストステージ・DeNA戦(横浜)に延長11回の末1―2で敗戦。回またぎで登板した8番手・田中瑛斗投手(26)が最後に力尽きた。

 5―5で迎えた延長11回、佐々木の適時内野安打で1点を勝ち越した巨人。なんとか守り切って勝利を決めたいところだったが、その裏の守りで延長10回から回またぎで登板した田中瑛が二死と追い込んでから崩れた。

 石上の内野安打と盗塁で二死二塁のピンチを招く。ここで8番・林に適時打を浴びてまずは同点とされると、最後はその後の二死一、三塁から蛯名にサヨナラ打を許し、4時間31分の激闘は幕を閉じた。

 田中瑛は「今年1年、阿部さんに辛抱強く使ってもらって。最後にあの会を任せてもらったんで、期待に応えたかったんですけど…。1年の最後っていうところで、申し訳なさが…ありましたね…」と言葉を詰まらせた。

「本当にああいう結果になりたくなかったですし。きれいに抑えて、終わることを想像しながら投げてたんですけど…悔しいですね」と苦しい胸の内を明かした。

 来季もフル回転での働きに期待がかかる救援陣の〝新星〟。「本当にもう、これ以上悔しいことはないと思いますし、チームを終わらせたというか、結果的にこういうゲームに……。これからの野球人生に、これからのオフもこの気持ちを残したまま取り組みたいなと思ってます」と、この経験を糧に巻き返しを図ることを誓った。