リリーフとして復活を遂げたドジャース・佐々木朗希投手(23)の〝激変の秘密〟をフォーム改造に向き合った投手スタッフが明かしている。ポストシーズンは4試合に登板して5回1/3を投げてわずか1安打、5奪三振、無四球。フィリーズとの地区シリーズ第4戦では3イニングをパーフェクトに抑えてチームをリーグ優勝決定シリーズに導いた。

 先発として不安定な投球を続け、5月に右肩故障で離脱。今季の復帰を絶望視される中、負担のかかっていたフォームを徹底的に見直し、3Aでリハビリ登板しながら課題だった制球難と球速アップに取り組んだ。投手ディレクターのロブ・ヒル氏と投手パフォーマンスコーディネーターのイアン・ウォッシュ氏は佐々木の体の回転が早すぎることで投球フォームが乱れ、リリース時にボールに込められる力が減っていることに気づいたという。

 ヒル氏は「ドジャースネーション」に「骨盤を早期に回転させるとすべてが台無しになる。股関節にきちんと診断されていない骨の塊があって、それが実際に正しい動作を制限しているのではないか。ハードウエアの問題でないとある程度判断できれば、関節を正しく調整するだけですぐに改善できる可能性がある」と明かしている。

 新フォームに着手すると徐々に課題が改善し、結果が伴うようになってきた。9月24日に新たなリリーフの役割でメジャーに復活。ロバーツ監督の信頼を勝ち取った。