ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が11日(日本時間12日)、リモートで報道陣に応対し、打撃不振に陥っている大谷翔平投手(31)に言及。復調への期待とともに奮起を促した。
地区シリーズの4試合では打率5分6厘(18打数1安打)、シーズンで自己最多の55発を放った本塁打はゼロ。大谷自身は対戦した左の好投手が上回ったことを要因に挙げていたが、ロバーツ監督も「要因の多くは左投手だと思う。実際かなりの部分は左投手によるものだろう」とうなずいた。
ただ、「レギュラーシーズンで対左投手はポストシーズンほど悪くはなかった」と指摘し「おそらくどの(対戦)相手もできるだけ彼に左をぶつけてくるだろう。彼自身が前のシリーズを振り返って、自分がどれだけストライクゾーンの外の球に手を出していたか、ゾーン内での判断がどうだったかを省みてほしい。質の高い打席を増やす必要がある」と唱えた。
リーグ優勝決定シリーズでは、この日行われるブルワーズ―カブスの勝者と対戦する。どちらが勝ち上がってきてもワールドシリーズの連覇には避けて通れない相手だ。それには大谷の復調が欠かせない。ロバーツ監督は「我々には良くなった彼が必要」「あのようなパフォーマンスではワールドシリーズに勝てない」と奮起を求めた。
ポストシーズンの中でも指揮官の目にはこう映っている。「ワイルドカードシリーズでは悪くなかった。でも、ディビジョン(地区)シリーズでは、初球から外の球を追いかけてしまい、そのシリーズ全体の流れを決めてしまったと思う」。
また、投手と打者を兼任する二刀流も無関係ではなさそうだ。ロバーツ監督が「初球から外の球を追いかけた」と言った地区シリーズ初戦には「投手兼指名打者」のリアル二刀流で先発出場。「登板している日はエネルギーを温存しようとする分、打席に集中しきれない部分がある。結果として、ピッチング日の打撃はあまり良くない」とも口にした。
「もう一度ゾーン内に戻って、左投手がどんな攻め方をしてくるかを理解する必要がある。内を詰めてから外に変化球を投げてくる。その駆け引きにどう対応するか。打席の中でうまくマネジメントしないといけない。チームとしても、彼が修正してくれると信じているし、みんながそれを期待している」
現状は停滞ムードも漂うが、ひと振りで一気に調子を上げる可能性も十分ある。大谷の次回登板については「まだだね。いくつかの選択肢があるから今日みんなで話し合って、たぶん明日には決まると思う」と話したロバーツ監督。再び頂点に立つためにも、やはり大谷の活躍は欠かせない。












