ソフトバンクは15日から始まるCSファイナルステージ(みずほペイペイ)に備え、8日に本拠地で全体練習を行った。
練習を見守った小久保裕紀監督(54)はこの日が誕生日。孫オーナーから高級ワインと花束が贈られ「あと2つの山、CS、日本シリーズ、日本一というところで恩返しするしかないなと改めて強く思いました」と決意を新たにした。
ただ、気になる点もある。主力の近藤健介外野手(32)は左脇腹痛で出場選手登録抹消中。CS出場の可否について、指揮官は「厳しいと思います」と言い切り「脇腹のケガなのでなかなか回復が難しい。CSはいないものだと思ってコーチ陣と想定しています」と説明した。
近藤は昨年もシーズン終盤にケガをした影響でCS前は慎重な調整が進められた。結果的にポストシーズンの全試合に出場できたが、今年は不在となれば戦力的に痛手となることは間違いない。
だが、意外にもチーム内に動じる様子はない。それは小久保監督の「間に合わない」と断定した口調にも表れていた。今季の近藤のスタメン出場試合数は「71」。シーズンの約半分は近藤不在の状況で戦ってきた。近藤が絶対的な〝核〟となっていた昨年とは異なり、今年は不在なりの戦い方を熟知している。
チーム内からも「去年も同じような状況だったが(今年は)ここまでの戦い方が違う。幸い柳田も当たりが戻ってきた」と冷静な声が多かった。
チーム力で87勝を積み上げてきた今季のホークス。日本シリーズまで進めば近藤に復帰の可能性も見えてくる。近藤不在にも動じることなく、昨年果たせなかった日本一へまずは1つ目の山に臨む。












