DDTの〝カリスマ〟佐々木大輔(39)が、自身のデビュー20周年興行「カリスマニアマニアマニア」(2日、後楽園ホール)で勝利して自らの節目を祝った。

 この日のオープニングでは「CHANNEL D」のボーカルとしてライブも行った佐々木。メインではエル・デスペラード(新日本プロレス)と組んで石川修司(50)、アントーニオ本多(47)組と対戦した。バンド「Vanishing」の演奏する「helvetti」をバックに入場すると先発して本多とやりあうなど奮闘だ。だが、中盤には孤立して敵軍の集中攻撃を受ける時間が続いた。

 それでも石川にDDTをきめてデスペラードにタッチして戦局を五分に戻す。終盤、奮起を見せる本多に卍固めで捕獲されるなど苦戦を強いられる場面もあったが、好連係でペースを戻すことに成功。殴り合いなどを展開した末、最後は本多をクロスオーバーフェースロックで絞めあげてギブアップを奪った。

 節目を自ら白星で祝った佐々木は「プロレスって本当に痛いですね。痛いし疲れるし、なんだこれは…」とつぶやいて笑いを誘う。その上で「10月22日で20周年。20年やっても飽きないね。ここに立つしか俺の人生はないみたいだし…」としみじみ。だが続けて「あ、違う。今日はバンドの正式なデビューだから。俺は次は武道館を目指すぜ。バンドで武道館。プロレスは、もういいや。武道館抑えろ! ガラガラの武道館でライブをやる」と前言を撤回だ。

 それでも「なんの話だ、これは」と話の方向性を軌道修正すると「オイ、マサ、見てんのか?」とカメラを通じ、首の負傷で欠場中の高梨将弘に呼びかける。さらに「『ここで待つ』とか言わねえ。生きてたらそのうち会えるだろう。でもどうせ見てるんだろ? お客さんも生きてればまたここで…、いや、武道館でまた会おう!」と締めくくるのだった。