西武・後藤高志オーナー(76)が本拠地最終戦となった29日のロッテ戦(ベルーナ)を視察。試合後に選手、首脳陣らに訓示を行い、メディアの取材に応じた。
同オーナーは「開幕当初は首位争いに加わっていたが、率直に言って例えば野手。バッティングも、昨年よりは打率も打点も改善はしているけど、それでも打率(2割3分2厘)も得点(391)もリーグ最下位ですから。あるいはピッチングスタッフの防御率(2・92)、失点(440)もリーグ3位。厳しい状況の中、監督1年目で若手を育てながら戦ってくれたと思う」と西口監督を評価した。
その上でV奪回に向けたロードマップについては「やはりホップ、ステップ、ジャンプということがあるから。今年はそういう意味では三段跳びで言えば、ホップの段階。今まで期待されてなかなか芽が出なかった若手、これもだいぶ芽が出つつある。まだまだ課題はいっぱいあるが、芽が出つつある」としながらこう続けた。
「これはしっかりとさらに一人ひとりがね、やっぱり体幹を強化して、人の2倍、3倍努力してやってかないと、こういう厳しいプロの世界で頭角を表すことは難しい。そういうプロセスを経た上で常勝軍団というか、優勝を常に争えるチームということになる。何年後とかそういう、年次目標ではなく、それは来年からしっかりやっていく。秋季(練習)もそうだが、まずはフィットネスの強化。体幹を強化して、野手自身がヘッドスピードだとかを、もっと早くするために体幹を強くする。投手もそうです。その中で常に優勝を狙えるチームにしていくということ」
覇権奪回への具体的な目標設定はされなかったものの、2~3年のスパンで常勝軍団の再構築に取り組む方向性を語っていた。












