巨人は28日のヤクルト戦(神宮)に延長12回の末、4―4で引き分け。試合中にDeNAが広島に勝利し、リーグ3位が確定した。

 先発した横川は4回7安打4失点で降板した後、中山の6回の適時二塁打、8回の適時打で同点に追いついたが、勝ち越すことはできなかった。阿部慎之助監督(46)は「CSに向けてもう切り替えて。ペナントレースはまだあと2試合あるし、そこはもうきっちりやることをやって、CSにつなげたいなと思います」と前を向いた。

 直近5試合では先発陣がいずれも初回に失点。立ち上がりは難しいとされるが、チームスタッフの一人は「あと残り2試合だが、先発の現状はかなり厳しい。シーズンを通して僅差の試合も多かったし、打線の援護がない時もあったから、気が休まらない状態が続いているのかもしれない」と分析した。

 ここまでの141試合で4割近くに相当する52試合が1点差の試合。もちろん、エースの戸郷が不調で2度の二軍落ち、グリフィンが左ヒジや右ヒザ痛などによるコンディション不良に見舞われた誤算はあった。一方でチームの総得点はリーグ3位となる「454得点」。勝負どころでの決定力不足、なかなか大量得点を望めない打線からの援護点の少なさが、ジワジワと先発陣を苦しめていたとみている。

 それでも投手陣に求められるのは、傷口を最小限にとどめること。野手陣に助けられることもあるだけにお互いさまだ。CSファーストステージは敵地・横浜スタジアムからのスタートとなる。どうにか投打がかみ合うきっかけをつかみたいところだが――。