巨人は28日のヤクルト戦(神宮)に延長12回の末、4―4で引き分けた。この日、2位のDeNAが広島を下したことで、試合終了を前に巨人の3位が確定した。

 初回から主導権を握られた。横川凱投手(25)は山田に右犠飛、続く村上に右前適時打で2点を献上。その2点を追う4回には泉口の同点2ランで試合を再び振り出しに戻したが、その直後に中村悠に勝ち越し2ランを被弾した。横川は5回に代打・石塚を送られて4回7安打4失点で降板となった。

 その後は中山が6回に適時二塁打、8回には同点タイムリーを放ち、またしても試合を振り出しに戻したが、相手を上回ることはできなかった。チームは2位を確保し、本拠地・東京ドームでのCSファーストステージを目指したが、それも幻となった。

 それでも阿部慎之助監督(46)は「CSに向けてもう切り替えて。ペナントレースはまだあと2試合あるし、そこはもうきっちりやることをやってCSにつなげたいなと思います」と前向きな姿勢を見せた。

 シーズン残り2試合は東京ドームでの中日戦。タイトルがかかる山崎や日米通算200勝に王手をかけている田中将の先発登板の可能性も浮上している。指揮官は「各自の数字だったり、そういうのも気にしてあげなくちゃいけないんですけど、最後は東京ドームでしっかり勝つ姿をファンの人に見せなきゃいけないと思ってます」。今季最終戦となる10月1日の先発については「3位確定したんで、ちょっともう1回考え直します」と明言を避けた。

 3位が確定した阿部巨人は、敵地・横浜スタジアムから下克上を目指す。