ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)は15日(日本時間16日)、本拠地シカゴでのレイズ戦に「2番・DH」で先発出場して1安打、2四球。2試合連続で3出塁を記録した。

 2戦連発とはならなかったが、状態は上向きのようだ。強引にならず1、2打席目はボール球を冷静に見極めて四球。第3打席こそ空振り三振に倒れたものの、8回の4打席目はカウント2―2から低めのチェンジアップを捉え、痛烈な打球を右前に運んだ。出塁後、カウントを間違えたのか、捕手のけん制でアウトになるミスも犯したが、打率1割7分9厘ながら17四球はア・リーグ1位タイ。出塁率も3割6分5厘(同23位)に上昇した。

 ただ、発展途上のチームが安定して勝ち続けることは簡単ではないようだ。この日は3―8で敗れて2連敗となり、18試合を終えて6勝12敗。今季最長の連勝は「3」で、1勝しては連敗するサイクルを繰り返している。さまざまなデータを分析し、数値化する米サイト「ファングラフス」によると、ホワイトソックスが今年のワールドシリーズで優勝できる確率は「0・0%」。10月のポストシーズンに進める確率も「0・3%」と絶望的な数値が並んでいる。

 もちろん、チームが躍進すれば確率も変動するが、現状ではかなり厳しいものとなっている。また、シーズンが進むにつれ、低迷球団の有力選手が優勝争いを繰り広げる上位チームにトレードされるケースが増えてくる。すでに村上は米メディアの間でヤンキースなどが移籍先の候補に挙げられており、ホワイトソックスが苦境を打破できなければ、移籍報道も過熱していきそうだ。