女子プロレス「スターダム」のワールド王座を保持する〝闇に落ちた不死鳥〟こと上谷沙弥(28)が、女子プロレス史に残る快挙を成し遂げた。

 5月に麒麟・川島明が司会を務めるTBS系「ラヴィット!」に初登場し大暴れした上谷は、7月から3か月間金曜日シーズンレギュラーとして出演。シーズンレギュラー最終日となった26日の放送では、上谷の「地上波でプロレスを生放送したい」という夢をかなえるべく、TBS赤坂BLITZスタジオに特設リングが設置され、女子プロレスとしては全日本女子プロレス以来23年ぶり、TBSでは国際プロレス以来51年ぶり、朝の生放送としてはおそらく世界で初めて地上波でプロレスが生中継された。

 上谷は「STARS」の羽南と10分1本勝負のシングルマッチで対戦した。羽南から「私のプロレスでお前を倒してやるよ」と挑発された上谷は「やれるもんならやってみろ!」とにらみつけ試合がスタート。エルボー合戦でぶつかり合うと、羽南を場外に投げ飛ばし、大暴れする極悪な姿も見せた。

 8分過ぎには羽南からバックドロップからのスイング式DDTをくらいピンチになる場面もあったが、フランケンシュタイナーで丸め込み形勢逆転に成功。最後はスタークラッシャーで3カウントを奪って見せた。

 試合後に上谷は「羽南、ありがとう」と握手を交わして健闘を称え合ったかのように思われたが、次の瞬間、場外へ羽南を投げ飛ばし、極悪っぷりを披露した。その後、川島から黄金のラッピーベルトを送られると満面の笑みを浮かべ「プロレスをたくさんの人に見てもらえて、本当にうれしいです。こういう機会をつくってくださった「ラヴィット!」の皆さんに感謝しています。皆さんに囲まれて夢をかなえる瞬間を見届けてもらって本当に幸せです」と、大粒の涙を流しながら感謝を述べた。

 この日の放送は「TVer」でも配信されている。