女子プロレス「スターダム」のワールド王座を保持する〝闇に落ちた不死鳥〟上谷沙弥(28)が、〝緊急声明〟だ。
6日の横浜武道館大会でビー・プレストリーを迎え撃つ王者は、タイトルマッチ3日前の早朝に本紙記者に緊急取材を要請。寝ぼけまなこをこすりながら電話に出ると、上谷は開口一番に「ノアのOZAWAがプロレス大賞MVPは俺しかいないって言ってる記事を見たんだけど…。どう考えたって、沙弥様しかいなくない?」といら立ちをあらわにした。
昨年末に同王座を手にし、4月に中野たむとの敗者引退マッチを乗り越えプロレス界で注目を集めてきた。メディアにも引っ張りだこの上谷は、かねて女子初のプロレス大賞MVPの奪取を目標に掲げている。OZAWAの記事を読み、黙っていられなかった様子の上谷は「最優秀選手賞(MVP)はプロレス界で1番活躍した人が取る賞でしょ。団体の集客、話題性、世間への認知度、どう考えたって沙弥様しかいないじゃん」と胸を張る。
女子プロレス大賞ではなく、最優秀選手賞を取りたい真意には上谷の大きな野望があるという。「私は本気でスターダムで東京ドームで試合がしたいと思ってる。女子で最後に開催したのは約30年前。今私はどんどん歴史をぶち壊して、新しい歴史をつくっている最中。プロレス界の先頭に立って、引っ張っているのは間違いなく自分。プロレス大賞MVPを取って東京ドームへの道につなげたい」
1974年から始まり今年で52回目となるプロレス大賞でMVPを女子が獲得した過去はない。上谷は「これまでMVPに見合う女子がいなかっただけでしょ。今のスターダムはどの団体にも劣らないくらいの一番盛り上がりをみせてるし、女子だから取れないなんて言ったら、それは男女差別だから。プロレス界の未来を考えて審査員達は今一度しっかり考えるべきだな!」と言い切ると一方的に電話を切った。













