巨人の近藤大亮(34)が24日に今季限りでの引退を発表。ジャイアンツ球場で取材に応じた。

 近藤は大商大からパナソニックを経て、2016年にドラフト2位でオリックスに入団。17年にはセットアッパーとして55試合に登板した。「今は最後の登板に向けてしっかり調整してるだけですね」と心境を語り、引退を決意した時期については「今年の最初。今年で結果を出せなければユニホームを脱ぐと決めていて、あんなケガをしてしまって」と説明。3月13日のソフトバンクとのオープン戦(みずほペイペイ)で、右肩けん板を断裂する大ケガを負ったことが引退を決定づけたことを明かした。

 23年オフに金銭トレードで巨人に移籍。稼働1年目の昨季は一軍での登板がなく、今季を「最後の挑戦」と位置づけた矢先の負傷だった。それでも「またマウンドに立つというのを最後の目標にして誰よりも練習をしようと決めました」と同様のケガからの復帰例がない中でも、マウンド復帰を目指した。

 けん板は断裂したままの状態で「毎球痛いですし、抜けそうな感じがする」と苦痛を抱えながら、傾斜で毎日約100球を投げるトレーニングを実施。「今思うといい時間だった」と表情には充実感もにじんだ。

 現役最後の登板は27日のイースタンリーグ・ロッテ戦(Gタウン)となる予定。「最後なので腕がちぎれてもいいですし、全力で腕を振っているところを見せられたらなと思います」と最後の勇姿を見せることを誓った。