ローリーのMVPをライバル球団の捕手が猛プッシュ「捕手の価値がもっと考察されるべきだ」

 ア・リーグMVP争いのマッチレースが大詰めを迎えてきた。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が打率3割2分6厘で首位打者、49本塁打でリーグ2位につけ、マリナーズのカル・ローリー捕手(28)は両リーグ通じてトップの58本塁打、121打点と2冠へ独走。安打数、得点、出塁率、得点圏打率などはジャッジが上回るが、ローリーは捕手として守備面での評価も高く、両者甲乙つけがたい状態だ。

 そんな中、ライバルチーム、ガーディアンズのベテラン捕手、オースティン・ヘッジス(33)が「ローリー推し」を高らかに訴えた。ヘッジスはポッドキャスト「ダグアウト・ディスカッション」で「今年のMVPは彼だ。私にとってア・リーグでもっとも価値のある選手だ。シアトルとチームのために彼が成し遂げたことに対してだよ。チームは明らかに以前よりずっと強くなった。その中心がローリーだった。あれだけのホームランを打ったんだ。驚くべき打撃力だ」とスイッチヒッターの本塁打記録、マリナーズの球団本塁打記録を塗り替え、チーム躍進の功労者であると強調した。

 加えて「一晩に150球を処理し、何百万ドルもの価値のある判断を繰り返し、球界屈指の投手陣を率いている。休む暇などない。失点を許さないために日々、決断を下す存在だったことを忘れてはならない。捕手というポジションの役割の価値を、身体能力とは別にもっと深く考察されるべきだ」と捕手の大変さを自分のことのように訴えた。