悔しさが上回った。陸上の世界選手権6日目(18日、東京・国立競技場)、女子200メートル準決勝が行われ、日本記録保持者の井戸アビゲイル風果(東邦銀行)は23秒15で1組8位。同種目の日本勢で初となる決勝進出はならなかった。
日本勢で14年ぶりとなるセミファイナルの舞台だったが、本来の力を発揮できなかった。「後半にちょっと垂れてしまった。行かなきゃという思いが強すぎた」。レース直後には顔をしかめ「どんだけ疲れていてもじゃないけど、なんぼ走っても早く走れる選手じゃないとダメ」と厳しい表情で語った。
ただ、同組で走ったシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)からアドバイスをもらった。世界の頂点を知るスプリンターに「どうやったら速くなるの?」と問うと「走りのこととかではないけど、しっかり食べること、お尻が大事とは言っていた。ポイントポイントでしか聞き取れなかったけど『まずは楽しむこと、若いから』と言ってくれた」との答えが返ってきたという。
今後に向けては「やっぱり22秒台をコンスタントに出していくことが2秒台前半につながっていくと思うので、そこだけにまずは集中してやっていきたい」。女王からの金言を自らの走りに生かしたいところだ。












