ドジャースの大谷翔平投手(31)は15日(日本時間16日)に本拠地ロサンゼルスでのフィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、3打数1安打、1盗塁だった。打率2割8分1厘。チームは延長10回の熱戦の末、5―6で敗れた。
本塁打王争いのライバルであるシュワバーとの直接対決が注目されるなか、シュワバーが初回にいきなり53号ソロを放ち、4本差に広げられた。打ち返すか注目された初回、初対決の左腕スアレスのフルカウントからの6球目、内角高めの78・2マイル(約125・9キロ)のスライダーを捉えると快音を発したが、ファウル。7球目の真ん中の91・6マイル(約147・4キロ)のフォーシームに手が出ず見逃し三振。
3回一死三塁はフルカウントから外角低めのカーブを見切り、四球で出塁。続くベッツが中堅へ犠飛を放ち、1―1の同点とした。
マンシーの18号ソロで2―1とした5回一死一塁は1ストライクからの2球目、外角低めの76・1マイル(約122・5キロ)のカーブにバットを伸ばして振り切ると打球速度89マイル(約143・2キロ)のゴロは一塁手ハーパーのミットをかすめて右翼線へ。快足を飛ばして二塁に滑り込み、一死二、三塁とチャンスを拡大。続くベッツが2打席連続の犠飛を左中間へ運び3―1とリードを広げた。
3―4の7回一死無走者は2番手の右腕カーカリングのフルカウントからの6球目、内角低めの97・5マイル(約156・9キロ)のフォーシームをボールと判断して見送るも判定は「ストライク」。首をひねりながらベンチに戻った。ここでベッツのバットが3打点目を叩き出した。2球目の内角高めのフォーシームを左中間席へ運ぶ19号同点弾。しかし、8回にハーパーが27号ソロを放ち、4―5と勝ち越された。
9回一死、パヘスが守護神デュランから起死回生の25号同点弾。二死無走者で5度目の打席に入ると四球で出塁。ベッツの4球目にスタート切り、二盗に成功。ストライクに見えたが、判定は「ボール」。盗塁は今季19個目だ。結局、ベッツが中飛に倒れ、サヨナラはならなかった。
犠飛で1点勝ち越された延長10回。5番手の右腕ロバートソンを攻めて一死一、三塁でコールが四球を選んで満塁と一打サヨナラのチャンスをつくるもロハスが初球を打ち上げ遊飛。マンシーが一ゴロに倒れて万事休す。フィリーズの地区優勝がきまった。
ドジャースにとっては手痛い敗戦。結果論ではあるが、ロバーツ監督の投手起用が全て裏目。左打者対策で先発させた左腕バンダが初回にシュワバーに被弾。初回2番手のシーハンは好投したが、3―1の7回無死二塁で投入した左腕ドライヤーが適時打を浴び、逆転2ランを浴びた。4―4に追い付いた直後の8回にマウンドに送ったがベシアがハーパーに勝ち越し弾を許すといった惨状だ。
これでリーグ勝率2位のフィリーズとのゲーム差は5・5に拡大と逆転は難しい。地区優勝を果たしたとしてもポストシーズンはワイルドカードゲームからとなり、厳しい戦いになる。翌16日(同17日)にマウンドに上がる大谷の流れを変える好投と特大弾に期待するしかない。












