巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ(44)が10日の広島戦(東京ドーム)後、投手陣を振り返った。

 先発した森田は初回から3連打と犠飛で2点を先制され、4回にはカウント3―1から菊池に高めの直球を左翼スタンドへ運ばれた。一方で会沢に3球で三振を奪うなど力のこもった投球も見せ、5回にはファビアンに二塁打を浴びながらも、続く首位打者候補の小園を1球で打ち取り、無失点に。5回6安打3失点で降板した。

 杉内コーチは「頑張ってましたけど、ボール先行が多いからカウント負けしてる。二軍ではファウルで済んでるところでも一軍のバッターは一発で仕留めるからね」と投球の不安定さを指摘。その上で「まだがむしゃらに投げてるので、これから一軍で投げて精度を上げていくしかないですね」と左腕の成長を願った。

 さらに右ヒザ痛などコンディション不良で離脱中のグリフィンの見通しに言及。この日の二軍戦に先発し、3回1安打無失点と好投したことに「アバウトな部分はありましたけど、ボール自体はそこそこ操れている」とうなずきながらも「ファーストのベースカバーも見ましたけどまだ100%でいっているようには見えないんでね」と走りに関して懸念点を挙げた。

「明日、足の状態がどうなっているのか確認しなければいけないし、もう1回(二軍戦で)イニング伸ばして投げるはず。グリフィン自体がいけるって判断してくれるなら、こっちもどこかで投げる用意はしようかなと思います」と引き続き状態観察は必須だが、一軍登板には前向きな姿勢だ。