米メディアのニューズウィークは2日(日本時間3日)に「フィリーズは1億100万ドル(約150億円)でスーパースタースラッガーと再契約すると予想する」と題し、フィリーズが今オフにFAになるカイル・シュワバー外野手(32)と再契約すると報じた。

「守備面での価値はほぼゼロだが、シュワバーの打撃力は非常に強力で、9桁の契約を得られる可能性は十分にある。スポットラックは現在、4年間で1億100万ドルの契約を予想している。最終的にフィリーズが彼に1億100万ドル、あるいはそれ以上の金額の契約を与えるチームとなるのだろうか」と投げ掛けると、ブリーチャー・リポートのティム・ケリー氏の記事を紹介した。

「シュワバーは契約最終年にキャリアハイとなる49本塁打を放ち、フィリーズを悩ませているのは間違いない。しかし、フィリーズのマネージングパートナー兼最高経営責任者のジョン・ミドルトン氏は、シュワバーの残留をあらためて希望している。おそらく4、5年契約になるだろうし、他球団をかわすことも必要だろうが、もしフィリーズがFAで彼を放出すれば、ファンの間で反発が起きるだろう」

 1日(同2日)時点で、シュワバーは49本塁打、119打点でナ・リーグ2冠。ドジャースの大谷翔平投手(31)とMVPを争っている。8月28日(同29日)の本拠地ブレーブス戦でメジャー史上21人目の1試合4本塁打を記録した爆発力は魅力だ。また、これまでの自己最多だった47本放った2023年は打率1割9分7厘と確実性を欠いていたが、今季は打率2割4分5厘だ。

 ネックは来年3月に33歳になる年齢だ。加齢によるケガや故障、離脱した場合、長期化する可能性もある。また、FAになるシーズンが成績のピークで、契約後は不良債権化する例は少なくない。エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手(35)はその代表だ。

 同サイトは「(FA流失すれば)失うものは大きいが、9桁の契約を結ぶには大きなリスクも伴う。フィリーズは一体どれほどの金額で入札に応じるつもりなのだろうか」と結んだ。争奪戦必至のシュワバーはオフも主役の一人であることは間違いない。