巨人は8月31日の阪神戦(甲子園)に4―5で痛すぎる逆転負け。敵地でカード負け越しを喫し、今季最大の16ゲーム差に突き放された。
2点リードの7回に3番手・中川皓太投手(31)が中野、森下、佐藤輝の3連続適時打を許して一挙4失点。外野守備も安定感を欠き、反撃も及ばなかった。阿部慎之助監督(46)は「勝たせてあげられませんでした。すいません」とだけ言い残し、わずか10秒足らずで会見場を後にした。
今季の阪神戦は7勝17敗と大きく負け越し、2020年の16勝8敗を最後に勝ち越せていないのが現状だ。
なぜこんなにも阪神に歯が立たないのか…。投手陣を束ねる杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は「阪神打線のプレッシャーもある。阪神はカウントを整えてくるバッターが多いし、初球から振るバッターももちろんいる。それに、じっくりと自重気味のバッターも多い。その中で自分で有利なカウントに進められなかったということも敗因としてある」と〝虎の圧〟が大きな要因だと推測した。
巧打と選球眼を持ち合わせる1番・近本をはじめ、初球から積極的に振ってくる4番・佐藤輝など、猛虎打線はさまざまな打撃スタイルを兼ね備える。だからこそ球威やパワーだけで押し切るのではなく、打者に合わせてストライクゾーン内で勝負できる投手が重要になってくるとみている。
その中で、今後のキーパーソンに挙げたのは赤星優志投手(26)とフォスター・グリフィン投手(30)だ。赤星は疲労の影響を考慮して25日に登録を抹消され、今月4日以降に再登録される可能性が高い。また、グリフィンは右ヒザ痛で戦線離脱中。しかし、実戦での走塁などをクリアできればシーズン終了前には一軍復帰できる見込みだ。
猛虎を倒せなければ日本一への道は開けない。難局をどう乗り越えていくのか。












