DDT31日の後楽園大会でユニバーサル王者の鈴木みのる(57)がMAO(28)を下しV4に成功した。

 序盤は一進一退の攻防を繰り広げたみのるだが、中盤、場外戦に引きずり込むとペースをつかむことに成功。イスでMAOの左脚をぶったたくなどダメージを与えた。

 途中、セコンドの援護も受けたMAOから反撃されたが、すぐにヒールホールドで捕獲。そこからアキレス腱固めに移行して締めあげた。その後はエルボーの打ち合いなどで観客を沸かせてから終盤、スリーパーで捕まえる。粘るMAOを絞めあげてからゴッチ式パイルドライバーでマットに突き刺して3カントを奪った。

試合後鈴木みのるに対戦表明した正田壮史
試合後鈴木みのるに対戦表明した正田壮史

 みのるは「楽しかったぜ」と不敵な笑みを浮かべる。そして「どうせビビッて(挑戦表明は)誰も出てこねえんだろ? 本当にいねえじゃん」と周囲を見回した。そこに登場したのが正田壮史だ。ところがみのるはこれを完全無視。それでも近付いてきた正田にエルボーを放ってリング下に転落させた。

 その上で「どこのだれかと思ったら昨日も負けたお兄ちゃんじゃん。勘違いするなよ。俺は『誰か挑戦者いねえのか?』って言ったけど、選ぶのも決めるのも、俺に権利がある。テメエになんかねえんだよ」と通告。さらに「もうちょっとだけ強かったら考えてやってもよかったけど、お前、弱ええじゃん。さっさと帰れ!」と見下した。

 ところが引き下がらない正田から「逃げんのか? 逃げんのか?」と挑発される。これに怒髪天のみのるは「おいクソガキ。本当に怒るぞ。コイツとやってやる」として9月28日の東京・後楽園ホール大会を指定だ。最後に「おい、にいちゃん。覚えとけよ。ぶち殺してやる」と通告した。

 不穏な空気漂う王座戦となりそうだ。