初代タイガーマスク率いる「ストロングスタイルプロレス」9月11後楽園大会で、レジェンド王者・船木誠勝(56)に挑戦する黒潮TOKYOジャパン(32)が28日、師弟王座戦への思いを明かした。

 黒潮にとって船木はWRESTLE―1時代の師匠にあたる。この日の会見では船木からビデオメッセージで「プロレス団体における最後の弟子と記憶しています。あれから10年ですね。WWEに行ったりいろいろな経験を積んで、一番脂の乗ったいい時期だと思うので。やるからには倒しに来てほしいし、自分も抵抗します。体力の壁はどこかで追い越される時が来ると思うんですが、まだ大丈夫だと思うので。久しぶりなのですごく楽しみです。イケメン、よろしくお願いします」と呼びかけられた。

 これを受け黒潮は「まずひとこと言うなら怖い。すっごい怖い! めちゃくちゃ怖い! やりたくない、正直。全然やりたくない!」と正直すぎる反応。「言ってしまえば弟子入りも俺の意思ではなかったんです。WRESTLE―1が、俺をエースにするためには船木さんに弟子入りさせた方が、一回怖い思いさせた方がいいってなったんですけど」と当時を振り返った。

 船木との思い出は尽きることはなく、食事管理によって77キロだった体重を97キロまで増量させられた後に68キロまで減量させられたり、バーベキューの時には包丁を持った船木に1時間追いかけられたエピソードが明かされた。それでも黒潮は「悪い思い出ではないんですよ。当時は震えてましたけど」と笑みを浮かべる。

 何よりも直々に挑戦者として師匠に指名されたことには特別な思いがある。「俺が米国でついたあだ名っていうのが『スタイルストロング』。個性が強いってことですね。この戦いってプロレス界の中でも結構重要な試合になるんじゃないかと俺は思ってて。ストロングスタイルVSスタイルストロングなんですよ。強さか個性か。まあ強さでしょうね、普通にいったら。まあ見せますよ、俺のプロレスで。船木さんからチャンピオンベルトを取りたい、それが素直な気持ちですね。船木さんに負けを弟子の俺が教えてあげます」と力強く宣言していた。