巨人は27日の広島戦(マツダ)に2―3で敗れ3連敗。9回の攻撃で起きた本塁上でのクロスプレーを巡るリプレー検証に対して、阿部慎之助監督(46)は首をかしげた。
またしても本塁上で〝事件〟は起きた。2―3で迎えた9回一死一、三塁の好機でリチャードの放った打球が一ゴロとなると、一塁を踏んだモンテロはそのまま本塁へ送球。三走・門脇は本塁に突入すると、ホームベースを跨ぐ形で待機していた捕手・会沢は三塁側方向にやや逸れた送球を体勢を崩しながら捕球し、その後に門脇と接触するような形で頭にタッチ。判定はアウトとなった。
阿部監督はベンチから飛び出して審判団にリプレー検証を要求。審判団はタッチの判定を含め、捕手が走者の進路を妨害していた可能性(コリジョンルールの適用)についても協議を行ったが判定は覆らず、併殺打でゲームセットとなった。
試合後に再確認に向かった阿部監督は「僕が言ったのは、捕手はああいうプレーの時はベースの前にいなくちゃいけないんじゃないですか、と。(審判団は)『けど、流れの中でああなったんで』、『走路空いてました』て言うから。だけど交錯しているからね、しっかりね。流れの中でああいうブロックはしていいんだなって思っちゃいますよね」と判定に首をかしげた。
野球規則ではコリジョンルールとして「捕手がボールを持たずに得点しようとしている走者の走路をブロックすることはできない」とあり、ブロックした場合はセーフが宣告される。一方で「捕手が送球を実際に守備しようとして走者の進路をふさぐ結果になった場合には、本項に違反したとはみなされない」とも記されている。
原則としては走路の確保のためにベースの前で捕球体勢をとらなければならないが、この日の会沢はベースを跨ぐような格好で捕球前から待機していた。
試合後に取材に応じた吉本文弘審判員、山本貴則責任審判ら審判団は捕球前の捕手の位置は「(ベースの)前にいなくちゃいけない」と強調しながらも「正直難しい判断なのは間違いないですけれども、ベースは空けていた。なおかつタイミングはアウトだったので、判定通りの結果を出しました」と経緯を説明した。












