全日本プロレスの「王道トーナメント」開幕戦(24日、東京・後楽園ホール)で、3年ぶりの出場となった野村直矢(31)が元タッグパートナーの青柳優馬(29)を下し、2回戦に駒を進めた。
野村は2014年に全日本でデビューし、期待を集めたが、19年に退団。その後もフリーとして全日本にも度々参戦し、23年には優馬とのコンビで世界タッグも獲得した。その後、左ヒザ前十字靭帯断裂のケガもあって全日本のリングから遠ざかっていたが、8月の大田区大会で2年半ぶりの参戦を果たす。続いて王道トーナメントにもエントリーし、その初戦でデビュー以降、関わりの深い優馬との一騎打ちが決まった。
試合は優馬が差し出した手に野村が応じ、握手でスタート。ライバル対決は序盤からともに譲らず、エルボーの打ち合いからジャーマンスープレックスで投げ合うなど、一進一退の攻防を繰り広げた。だが、野村は重いエルボーを軸に徐々に優馬を押し込む。最後は意地を見せる優馬の蹴り足を捕まえてからエルボーを連打し、スピアー、ダイビングボディーアタック2連発。これを返されると、必殺のマキシマムでマットに叩きつけて3カウントを奪った。
野村は「僕は全日本所属選手じゃないですけど、今日戦った青柳優馬は僕のライバルです。これから先、10年以上戦い続けます!」と宣言。さらに「青柳優馬に勝った以上、僕が間違いなく優勝です。この勢いのまま、優勝します!」と胸を張った。
一方、9年連続1回戦敗退という他の追随を許さない屈辱の記録を更新してしまった優馬は「ダメだ! またみなさんの期待を裏切ってしまった」とガックリ。さらに「つくづくダメな人間だ。どうしていいか分からない。悔しさもある。だけどこの俺はダメ人間のまま10年プロでやってきたんだ。今年も早々に終わってしまったが、ダメ人間の底意地の悪さを見せてやる…」と陰湿な炎を燃やしていた。












