日本ハムは24日、ソフトバンクと対戦し延長10回の末1―0でサヨナラ勝ち。本拠地(エスコン)の首位攻防戦3連勝で首位との差を「0・5」に縮めた。
初回から先発・伊藤が気迫のこもった投球で強力ソフトバンク打線を圧倒。7回までに10三振を奪うなど相手先発・モイネロと息詰まる投手戦を繰り広げた。
球数が100球を超えた8回、二死無走者から川瀬の右翼線二塁打と近藤への申告敬遠で二死一、二塁の窮地を迎えたが、この場面も山川を遊ゴロに仕留め得点を許さず。今季13勝目こそ逃したものの9回を129球で投げ切り7安打無失点(11奪三振)の熱投でエースの役割を存分に果たした。
一方、打線は8回までモイネロを攻略できなかったが、延長10回に相手3番手・杉山から2安打と犠打、死球で一死満塁を作ると、最後は途中出場の奈良間が中前に値千金のサヨナラ打。宿敵との激戦に終止符を打った。
ソフトバンクに3連勝した新庄剛志監督(53)は試合後、「前回の借り(敵地で3連敗)をきっちりエスコンで選手たちが返してくれましたね。いや、もう感謝しかない」と本拠地で首位攻防3連戦を制したナインを絶賛。さらにこの日試合途中に中指をつりながらも9回を気迫で投げ切った伊藤に対し「勝ちはつかなかったですけど、3勝ぐらいの評価をしたいと思います。しっかり(そのことは)フロントに言わせてもらいます」とエースの力投をねぎらいい、サヨナラ打を放った奈良間についても「普段はムードメーカーと言われていますけど、今日の一打で戦力に変わってくれると信じてね。守備固めの役割も大事だと思いますけど、ちょっと(起用法を)考えたいなと思います。この一打でアピールポイントも6000万点ぐらい取ったんで」と笑いながら伏兵の今後の活躍にさらなる期待を寄せた。
これでチームは宿敵との差を「0・5」に縮めシーズン最終盤に差し掛かることになる。
「やっぱり追われる方って窮屈になるんですよ。追う方がまだ楽なんでね。でも、ここで気を抜かずにね。(今後)ちょっとメンバーを代えるかもしれないですけど、この3連戦の疲労度というのは(選手の)ケガにもつながるんで」(新庄監督)
最後はいつも通り、次戦に向け気持ちを入れ直していた。












