広島は20日のDeNA戦(横浜)に4-7で競り負けた。敗戦の中で明るい材料は、5試合連続安打を決めたサンドロ・ファビアンだ。

 この日はDeNA・東から中前打、左前打、左翼席に14号弾と5回までに猛打賞を決めると、敵の救援陣も完ぺきに攻略。4番手・宮城から中前打で来日初の1試合4安打目を放つと、9回にもクローザー・入江の直球を中前へはじき返し「人生でも初めて」の5打数5安打をマークした。新井貴浩監督(48)も「なかなかできることじゃない」と助っ人の奮闘に拍手を送った。

 7月上旬まで3割あった打率も、一時は2割6分台まで下降しただけに、この固め打ちからV字回復を期待したいところ。試合後のファビアンも自らの状態について「8月の大事なとき、ベストを出さないといけないと思っていた。毎打席、ヒットのことだけじゃなくて、何とか塁に出て、チームがどうやったら点を取れるかを考えている。きょうは5安打出て良かったよ」とキッパリ。打棒上昇の手応えを得て、宿舎へのバスへと乗り込んだ。