ライオンズ待望の和製大砲候補・村田怜音内野手(24)が「5番」に定着しつつある。パ5位の西武は14日のソフトバンク戦(ベルーナ)で3―2と逆転勝ちし、CS進出圏内の3位・オリックスとのゲーム差を4・5に縮めた。
西口文也監督(52)は「村田にしろデービスにしろ、いい仕事をしてくれたと思う」。1点を追う6回二死一、二塁から勝負を決めた5番・村田、6番・デービスの連続適時打をたたえた。
特筆すべきは村田だ。7月16日に昇格した2年目の背番号99は8月の11試合で10試合に5番起用され、打率2割8分2厘、2本塁打、8打点。ベンチの起用に応え、チームの課題だった4番・ネビンの後ろを固めている。
殊勲の村田は「またネビンが敬遠されて、このパターンは毎回自分が打っている時のパターンなので、絶対に打てるだろうという気持ちで入りました」としながら「狙い球が来たので『抜けてくれ』と思いながら走ってました。DHっていう〝役職〟は打つしかないので、打ってチームに貢献できてよかったです」と相好を崩した。
近年、貧打から抜け出せないチームが待ち望む和製大砲候補。身長196センチ、体重110キロを誇る大型スラッガーは、その身体的特徴を生かすため「人とはサイズとか(バットの)届く範囲が違うので、多少のボール球でも振っていく」ことを信条としている。
この日の6回に待っていた大津の外角スライダーを中前へ運んだ同点適時打も、日本人離れした〝リーチ〟があればこそ拾えた技ありの一打だった。
西口監督も今後の村田について「ここから(相手の)攻めが厳しくなってくると思うので、その辺を対処してくれるようになれば、もうひと皮めくれてくるんじゃないでしょうか」と期待を込めており、本格的な開花を待ち望んでいる。












