女子プロレス「スターダム」の夏の祭典「5★STAR GP」レッドスターズBブロック公式戦(10日、岡山)で、Just Tap Outの稲葉あずさ(17)が、ハイスピード王者・星来芽依(23)から白星を強奪した。

 現在同ブロックでは上谷沙弥が勝ち点10で首位を独走。その次を勝ち点7の羽南、星来が追っている。あずさはこの日の大会前まで2勝3敗の勝ち点4。各ブロック上位3人が進出できる決勝トーナメント(20日、後楽園)へ駒を進めるためには、これ以上1点たりとも失点できない崖っぷちに追い込まれてこの日の公式戦を迎えた。

 序盤は星来のペースに引き込まれたあずさだったが、強烈なトラースキックを決めると流れを奪う。バイシクルキック2連発を放ち左脚を絞り上げていった。最後はあずさがババーキラー2号で3カウントを奪った。

 試合後、バックステージに現れたあずさは「クソババアの星来芽依に勝ちましたー」と不敵な笑みを浮かべた。現ハイスピード王者から直接勝利を挙げたことで自信がついた様子。「ハイスピードのことなんて眼中になかったけど、あずさハイスピードいけるんじゃね? この前ハイスピードを狙ってる水森由菜に勝って、今日はチャンピオンに勝って、挑戦資格もあると思う。この若さとこのスピードがあれば、あのベルトも取れちゃうんじゃないの? まぁ機会があればよろしくお願いします」と挑戦をほのめかした。