米ヤフースポーツは8日(日本時間9日)にドジャースの大谷翔平投手(31)とフィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)の一騎打ちの様相を呈しているナ・リーグMVP争いを検証した。

「MLBのシーズンスケジュールは70パーセントが過ぎました。162試合のマラソンは10月までのスプリントとなりました。ポストシーズンまでのスプリントの中で、8月は物語が本格的に動き始める。歴史的に8月は主要な賞の決定において極めて重要な時期です。今年は複数の賞が僅差で争われるでしょう。中でも注目を集めるのはナ・リーグのMVP争い」と前置きするとこう続けた。

「野球界最高の選手である大谷翔平は今シーズンもナ・リーグMVPの有力候補です。ドジャースのユニコーンである彼は金曜日までに39本塁打を放ち、ナ・リーグトップのOPS9割8分7厘を記録しています。また、右ヒジ手術から回復のため、出場機会が限られていましたが、マウンドに復帰して8試合に先発して防御率2・37という圧倒的な成績を残しました」

 一時はカブスのピート・クローアームストロング外野手(23)が有力候補だったが、最近の不振によりその噂は消え、元カブスのシュワバーがMVP候補に名乗りを上げたと指摘した。

「シュワバーは今季フィリーズで安定した活躍を見せ、金曜日時点でOPS9割6分5厘でリーグ2位、40本塁打はリーグトップ。キャリア最高のシーズンを送っており、安打、本塁打、打点、OPS、盗塁などほぼすべての部門でキャリア最高を記録する勢いだ」

 そんな中、「ナ・リーグのMVP争いの最大の疑問」を提起した。「大谷が健康で、エリートレベルの打撃と投球を披露するシーズンを送った場合、歴史的なシーズン以外に彼からMVPを奪うことはできるのか」

 22年に大谷は史上初の投打でダブル規定に到達し、15勝、防御率2・33、34本塁打、95打点をマークしたが、MVPはア・リーグ記録を更新する62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が受賞している。

 ドジャースは西地区首位ながらも2位パドレスに2ゲーム差に追い上げられているのとは対照的にフィリーズがワイルドカードを争いを経て東地区首位に立っている。「シュワバーが打線の中軸で強烈なインパクトを与えることができれば、大谷を追い抜くことはできるか?」と結んだ。