西武・今井達也投手(27)が7日の日本ハム戦(エスコン)で4四死球を与えながらも7回1安打無失点、11奪三振の好投で2―0の勝利に貢献。チームの連敗を3で止め、自身も6月17日のDeNA戦(横浜)以来となる7勝目(4敗)をマークした。
今井は「前回の登板(7月31日のオリックス戦)で出た修正点をコーチと話をして改善することができた。ランナーを出しても三振がほしい場面で狙ってとれるところは自分の強みでもあると思うので、そういう意味ではイニング以上に取ることができました」とコメント。そして「(4回無死)満塁でネビンのいいプレーで助けられた部分もあり、結果的に無失点抑えることができたことが大きかったと思います」とバックの好守にも感謝した。
交流戦明けから4試合連続で5回までに降板。0勝2敗、防御率5・79と精彩を欠いていた。ハイ・クオリティー・スタート(7回以上、2自責点以内)をマークしたのは、2安打17奪三振で完封勝利を挙げた6月17日のDeNA戦(横浜)以来、今季12度目。ようやく「らしさ」を取り戻した登板となった。
その今井には、この試合も含め今後、近い将来のMLB移籍に備えたメジャー各球団の視察が強化されることになる。
近年、7月のトレード期限が終了したメジャー各球団の動きは8月から9月にかけて日本、韓国、台湾と本部の球団幹部がアジア視察を行うことが定番化している。
大谷、山本由(いずれもドジャース)、千賀(メッツ)、今永(カブス)、菊池(エンゼルス)の活躍により、NPBで数字を残すエリート投手への信頼度は高い。もし移籍市場に出れば、争奪戦必至の今井への評価も当然高まる。
ア・リーグ球団関係者の1人は「彼が今の時点でポスティングをするのかどうかは分からない。ただ可能性のあることに対して多くの球団が準備をしているということ」と前置きした上で、こう続けた。
「彼はこれまで率先してMLBでのプレー希望を公言したこともないし、普段の言動から義理と人情に厚いタイプの日本人だということは分かる。所属チームのためにチームに残る判断をする可能性も十分考えられる。そういう〝チームプレーヤー〟としての資質ももちろん評価対象になる」
必ずしも〝MLB移籍ありき〟ではない、今井の野球に向き合う姿勢がメジャーの評価ポイントとなっている。












