米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(27)に、東の超名門セルティックス移籍の可能性が浮上してきた。

 八村は昨季レイカーズのスタメンを奪取して大きく飛躍。全米で注目されるスターの一人へと成長した。レイカーズは今夏に補強を画策しており、他球団から人気のある八村をトレードの切り札に。これまで多くの球団からの関心が取りざたされてきたが、さらに常勝軍団セルティックスもトレード戦線に出てきた。

 米誌「スポーツイラストレーテッド」は「セルティックスが移行期を迎え、健康なスター選手が不足していることから、フロントオフィスはデリック・ホワイトを現金化しようと準備しているのかもしれない。そして、その可能性が非常に高いチームが1つある。ライバルのロサンゼルス・レイカーズだ」と指摘。そして、具体的なトレードのプランとしてこう報じた。「レイカーズが受け取るもの…デリック・ホワイト、ニーミアス・クエタ、ジョーダン・ウォルシュ、セルティックスが受け取るもの…八村塁、ダルトン・コネクト、マキシ・クレバー、2030年ドラフト1巡目指名権、31年ドラフト1巡目指名権」。

 同誌はセルティックスのメリットについて「たとえテイタムが今シーズン健康であったとしても、ボストンが現在の構成では東地区でキャバリアーズやニックスを凌駕するだけの戦力を備えているとは思えない」とした上で「八村はローテーションに即戦力をもたらす。頼りになるペリメーターシューターへと成長し、オールNBAウイングのテイタムが回復するまでの間、そのポジションを担う可能性もある」と期待を寄せた。

 レイカーズ側にとっても「この契約はレブロンとルカ・ドンチッチの獲得によって、勝利のチャンスを最大限に生かすためのものだ。ホワイトの卓越したペリメーターディフェンスとオフボールシュートは、ボールを必要とせず試合に影響を与えるセカンダリープレーメーカーと連携することで力を発揮するドンチッチにとって、理想的なバックコートコンビとなる。さらに、ホワイトはルカのディフェンス面の弱点をカバーし、レイカーズに真の双方向の個性をもたらす可能性もある」と指摘した。

 結論として「ボストンは若返り、スリム化、そして柔軟性を高め、ロサンゼルスは経験豊富なガードを獲得し、プレーオフ進出の可能性を高める。これは稀有なウィンウィンのシナリオであり、実現すれば両地区の勢力図を一変させる可能性を秘めている」と今夏最大の電撃トレードになる可能性を示唆した。

 セルティックスはファイナル制覇が全チームで最多の18回を誇る名門で、近年も2024年に優勝するなど常勝軍団として君臨する。八村が最強チームの一員となるのか注目だ。