女子プロレス「スターダム」の壮麗亜美(28)が真夏の祭典「5★STAR GP」初制覇へ熱い思いを明かした。現在無傷の3連勝で勝ち点6とブルースターズAブロックで単独首位。絶好調な壮麗の野望とは――。

 壮麗は昨年7月、練習中に左ヒザの半月板を損傷。約1年間の長期欠場を強いられ、今年6月に復帰を果たした。昨年はリーグ戦への出場がかなわなかっただけに、今年にかける思いは強い。「病室でずっと5★STARを見ていて、来年は絶対ここに立って優勝するぞと思ってました。ヒザをケガして復帰まで1年かかることはわかってたので、5★STARには間に合わせたいという思いがあった。この1年間ためてたうっ憤を今、晴らせているところ。やりたかったことができてるのが、うれしいです」と目を輝かせた。

 ここまで勝ち進めてきたのは、優勝決定戦で戦いたい意中の相手がいるから。それは昨春のシンデレラ・トーナメントの優勝決定戦で敗れた相手である羽南だ。

「実は復帰の時も、羽南が相手したかったって言ってくれて。その時に『またしかるべき時にできる』って約束した。それが5★STARの決勝だと思う。羽南は必ず勝ち上がってくると思ってます」。

 欠場期間中にはスターダムの景色が大きく変わった。ワンダー王座はスターライト・キッドの元へ、そしてワールド王座は極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の上谷沙弥の手に渡った。1年間、生中継の解説を担当していた壮麗は、悔しい思いを抱きながら過ごしてきた。

「欠場中、ビッグマッチのメインには絶対にヘイトが絡んでて、常にヘイトがスターダムの中心にいるようで悔しかった。だから、優勝決定戦は羽南と私でその状況を崩したい」と力強く語った。

 同リーグ戦の優勝者は、ワールド王座へ挑戦するのが通例。優勝後について壮麗は「安納サオリから白いベルト(ワンダー王座)を取れなかったので狙いたい気持ちはあります。でも今、上谷がスターダムで一強状態。誰が上谷にかなうんだって言われているので、上谷の対角に立つことを目標にしたい。そして白と赤、どっちが上とかじゃなくて、将来的にはどっちのベルトも巻きたい。そのためにも、まずは5★STARを優勝します」と意気込んだ。