西武が3日のロッテ戦(ベルーナ)に1―2と敗れ〝反攻〟を期す8月を1勝1敗1分けでスタート。借金は「6」に戻り、6月20~22日までの巨人戦(東京ドーム)から11カード連続で勝ち越しから見放されている。
5勝16敗1分け――。借金11を作った7月の悪夢を振り払うようなスタートとはいかなかった。1日の初戦こそ今季最多となる11得点を挙げたが、2日の第2戦は再三の勝ち越し機で決定打が出ずに4時間34分のドロー決着。そしてこの日の第3戦は散発2安打の貧打に逆戻りした。
西口文也監督(52)は「(田中晴から)なかなか的を絞れなかった。チャンスはもらったんだけど、8回までヒットが出なかったという状況もあり、隙をつけなかった。(今後は)対戦相手の的の絞り方、対策をしっかりやっていくしかない」と貧打を嘆くしかなかった。
先発の渡辺勇太朗投手(24)は初回に連続二塁打で先制を許しながら6回6安打1失点と試合をつくったが…。指揮官が「組み立てを変えながら、うまく投げていた。打線が援護してやれなかった」と言及した通り、無援護の中、窮屈な投球を余儀なくされた。
チームは一時はAクラス争いを演じていたが、7月の大失速で5位に低迷。この日敗れた4位の楽天とは0・5ゲーム差のままながら、最下位のロッテには6・5差に縮められた。CS出場圏内の3位・オリックスまでは6ゲーム差だ。
シーズン91敗を喫した昨年ほどの絶望的なレース展開ではないものの、2年連続で最下位となれば1979年の所沢移転以降、西武ライオンズになってからは初。1976年(太平洋クラブ)―1977年(クラウンライター)の過渡期以来の屈辱となってしまう。そうならないためにも8月は本当に踏ん張り時だ。












