競泳の世界選手権最終日(3日、シンガポール)、男子400メートル個人メドレーで松下知之(東洋大)が〝エース〟の意地を見せた。
昨夏のパリ五輪は同種目で銀メダルを獲得。日本競泳陣で唯一の表彰台を勝ち取ったが「やっぱりもう1回頑張るとなると、新しい目標見つけなきゃいけないと思っていた。その新しい目標を見つけるのがなかなか難しい時期があった」という。それでも、萩野公介氏や瀬戸大也(TEAM DAIYA)が築いてきた個人メドレーの歴史を「受け継いでいきたい」と新たな思いで練習に取り組んできた。
今大会は「萩野公介さんに憧れたように、自分も背中を追って、世界一になりたい」と金メダルを目標に設定。この日の400メートル個人メドレー決勝は王者のレオン・マルシャン(フランス)に屈したものの、粘り強い泳ぎで4分8秒32をマークして2位に食い込んだ。
大学の先輩にあたる萩野氏について「僕の中の水泳人生の中で理想系」と話すほど。萩野が使用していたゴーグルはほぼ全てそろえており、小学生の頃は熱湯での朝シャワールーティンを真似していたこともある。そんな萩野氏のように世界の頂を目指し、これからも松下は鍛錬を続けていく。












