新日本プロレスの高橋ヒロム(35)が菊池悠斗(26)が持つ〝ノアの誇り〟に冷静なツッコミを入れた。

「ノアジュニアを味わいに来ました」と方舟マットに電撃参戦したヒロムは、8月11日のカルッツかわさき大会でGHCジュニア王座に挑戦する予定だった。しかし、王者・YO―HEYが左目の眼窟底骨折で大会を欠場。王座戦が白紙になっていた。

「残念ではありますけど、完璧に治していただきたい。120%のYO―HEY選手と戦って勝たないとノアファンも納得しないんじゃないかな」と改めてタイトルに挑戦するようだ。

 川崎大会では、YO―HEYに代わって菊池とのシングル戦が決まった。ヒロムは「(GHCジュニア王座の)次期挑戦者は自分であるとは思っている」としながらも「もし負けることがあればそれはもちろん挑戦権を譲りますし、ノアのリングには当分上がらない」と自身の方舟での進退をかけてこの試合に臨む構えを見せた。

 また、試合への準備に余念がないヒロムにはある発見があったという。「対戦が決まってからいろいろ調べたんですけど、菊池選手はノアの選手ではないんですね」とポツリ。たしかに菊池はノアに継続参戦しているものの、所属は道頓堀プロレスだ。しかし、自身のXでは「ノアジュニア もっと堪能してください」とこの試合への意気込みを語っていた。

「菊池選手はSNSでいろいろ言ってますけど、ノアジュニアではないんじゃないかな。自分の中では対ノアというより対菊池選手。むしろ(菊池は)高橋ヒロムというおいしい獲物。意地でもそこから勝ちを取るということを考えた方がいいんじゃないかな」と冷静な分析を展開した。

 どこまでを「ノアジュニア」とするかは判断の分かれる所ではあるが、この試合にかける2人の情熱は本物だ。