セ首位の阪神は30日、広島戦(甲子園)で5―0の完封勝利を収め優勝へのマジックナンバー「39」を点灯させた。1965年以来、実に60年ぶりとなるシーズン23度目の完封勝利で4連勝を飾り、貯金も最多の「22」。原動力となったのは先発で6回5安打無失点、9勝目を挙げた村上頌樹投手(27)だ。
序盤は制球に苦しみながらの投球となったものの徐々に修正。2回は四球と安打、犠打野選などで一死満塁のピンチを招いたが、秋山を遊直併殺に打ち取るなど粘りの投球を見せた。
試合後は「なかなかいいリズムを作ることができませんでした。そんな中でも低めに丁寧に投げることを心掛けました」。勝利投手にも関わらず控えめだったが、それも村上の求めるレベルが高い証拠だろう。
藤川球児監督(45)は試合後の会見で「立ち上がりに少し、投球フォームがどうかなというところだったんですけど、3イニング目くらいからよくなった。緩いカーブ等を交えながら投げ込んでいく形というものが良くなってきた。本当は90球ぐらいで、5回で(交代)と思ったんですけど、回の締まり方が最後すごく良かったので6回、104球ですか。マックスまでいきました」と振り返り、村上の修正能力を高く評価していた。
村上は今季18試合に先発し121回2/3を投げ自責は27。防御率が2点を切り1・997となった。開幕投手に抜てきされ、相手エースと対戦するローテ回りでありながらも、ここまで堂々の成績を残している。












