新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」30日大阪大会のBブロック公式戦で、IWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.(37)がKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=30)から3勝目(うち不戦勝1)を挙げた。
米国・AEWのトップ戦線でも活躍する優勝候補の一角・竹下との公式戦は、互いに一歩も譲らない一進一退の攻防が続いた。得意の関節技で竹下の右腕を集中的に攻めたザックは、ブルーサンダーでマットに叩きつけられながらもセイバードライバーで試合の主導権を渡さない。
時間の経過とともに両雄の戦いは激しさを増していく。打撃戦から強烈な張り手を見舞ったザックは、カウンターのワガママを浴びるとレイジングファイヤーを狙われる。しかし空中で体を入れ替えると、スリーパーホールドに切り返してギブアップを迫っていった。
竹下に背負われた状態でコーナー上からマットに落下されたザックは、執念でスリーパーだけは外さない。ならばと竹下は肩車の状態からクロイツ・ラスを狙うが、ザックはそれを許さずに絞め続ける。グラウンドに引きずり込むと竹下の両腕を両足でフックし、ついにタップを奪った。
試合後のリング上では「タケちゃん、ちょっと待って。お前はジ・アルファですね。(英語で)でも俺はIWGP世界ヘビー級王者なんだ、この間抜けめ!」と勝ち誇った。前半戦で2敗を喫してしまった王者だが、この日の勝利でようやく白星先行。「最悪の出だしだった。王者になって最初のG1をようやく立て直した。でも俺が気にするのはただ一つ、動物を食べないことだ。もうずっと肉は食べてないけど、俺は世界で最高のテクニカルレスラーだ。これは脅しじゃないぞ」とヴィーガンっぷりをアピールしていた。













