巨人が30日の中日戦(バンテリン)に2―0で勝利。阿部慎之助監督(46)は、6回無失点の好投で6月8日の楽天戦(東京ドーム)以来52日ぶりとなる今季3勝目を挙げた先発の戸郷翔征投手(25)を称賛した。

 待望の白星を自らの手でつかみ取った。不調により二軍再調整が続き、6月22日の西武戦(東京ドーム)以来、38日ぶりの一軍マウンドとなった戸郷。初回から田中幹の二塁打と細川への四球で二死一、三塁とピンチを招いたが、ボスラーを二飛に打ち取って無失点スタートとした。

 その後も3回まで毎回走者を背負う展開となりながら要所を締める投球で失点は許さず。打線は0―0の6回に二死一、二塁から岸田の適時内野安打で1点を先制すると、続く増田陸は二死一、二塁から適時打を放ちリードを2点に広げた。援護点をもらった戸郷は6回109球を投げて4安打無失点、7奪三振と復帰登板で上々の結果を残した。

 阿部監督は「何とか粘って粘って。結果的にいい投球でしたね」と右腕の粘投をたたえると「(エースの勝利は)大きいことじゃないですか。どんなにいい投球してても2、3回はピンチがあるからね。それをしっかりしのげたっていうのがね」と苦しみながらも失点だけは許さなかった戸郷を高く評価した。