巨人の西舘勇陽投手(23)が29日の中日戦(バンテリン)に先発し、5回6安打6失点で降板。チームは5―8で敗れ、今季3敗目(2勝)を喫した。

 いきなり3点の援護をもらった西舘は初回を三者連続三振で仕留める圧巻の立ち上がりを披露。その後も3回まで1人の走者も許さない完全投球で、スコアボードに「0」を並べ続けた。

 だが、4回に竜打線につかまった。先頭の岡林に四球を与えると田中に右前打を許して無死一、二塁。続く上林に左翼へ適時打を放たれ、1点を返された。さらに一死一、二塁からボスラーに高めに浮いた139キロのカットボールを右翼スタンド中段まで運ばれ、一挙4失点でたちまち逆転された。西舘は続く5回も踏ん張れず、一死三塁のピンチを招き、岡林に投じた内角寄りのスライダーを右翼スタンドへ叩き込まれ、2イニングで6点を失った。

 右腕は「相手が早打ちで球数も少なく来てた。(4回)先頭にフォアボール(を与えたこと)が余計だったなと思います」と自身のミスを猛省。4失点から悪い流れを断ち切れなかったことについては「首脳陣とか野手からの信頼は得られないと思う。ああいうところで粘れるように」と自戒の念を込めた。

 6月18日の日本ハム戦(東京ドーム)以来、5試合連続で勝ち星から遠ざかっている西舘は立ち直れるのか――。