バスケットボール男子日本代表の富樫勇樹(31=千葉J)が、〝足りないピース〟を埋めるパフォーマンスを誓った。

 富樫は7月の強化試合6試合を伴う代表活動に招集されていなかったが、アジアカップ(8月5日開幕、サウジアラビア)に向けた直前合宿(24~27日)から、NBAサマーリーグに参加していた馬場雄大、富永啓生(北海道)とともに合流。3人とも同大会のメンバー入りとなった。

 27日に都内で行われたアジアカップに向けた会見でトム・ホーバス・ヘッドコーチ(HC)は強化試合が3勝3敗だったことを踏まえ「ウチのバスケを上手に長い時間できなかったが、経験ある選手が入っていい練習ができた」と手応えを口にした。指揮官ともにパリ五輪やW杯を戦ったチーム最年長の司令塔らが加わったことがプラスになったわけだ。

 富樫は「6試合見ていて数字に出ているが、点数を取れていない。ペースの部分が大きく影響していると思うので、できるだけ速くしていきたいと思っている」と力を込めた。直近2試合ではデンマークに2連勝したものの、ともに得点は69点にとどまった。経験豊富なベテランのパフォーマンスが、ロースコア脱却を果たせるか注目される。

 指揮官も考えは同じ。「速いテンポ、速いペースのバスケをやれていないのでやりたい」と力説する。ホーバスHCの目指すバスケをやり切れるかどうかも、優勝へ向けた重要なポイントになりそうだ。