東の名門球団・ヤンキースが緊急事態に見舞われている。アーロン・ジャッジ外野手(33)が右ヒジ痛のため、26日(日本時間27日)から10日間の負傷者リスト入りした。

 昨季のア・リーグMVP男は今季も好調を維持し、打率3割4分2厘(1位)、37本塁打(2位)、85打点(1位)と3冠も射程に入れていた。幸いにも重傷ではないとみられるが、球団ではトレード期限が今月末に迫る中、補強に注力している。前日25日(同26日)には若手2選手をロッキーズに放出して三塁手のマクマーンを獲得。さらに、この日はナショナルズのユーティリティープレーヤー、アメド・ロサリオ内野手(29)を獲得するためにクレイトン・ビーター投手(26)とブロム・マルティネス外野手(18)の若手2人を手放した。

 ただ、この2度目のトレードに対して、ドジャース専門メディア「ドジャースウェイ」は「無意味なトレード」とバッサリ斬り捨て「このトレードはなぜかドジャースファンを揺るがした」と伝えた。

 というのも、ロサリオは2023年7月と翌24年7月にドジャースへ2度トレード加入。しかし、目立った活躍を見せられず、1度目は23年オフに、2度目は移籍からわずか2週間でDFAとなった。また、ビーターもメジャーデビュー前はドジャース傘下の有望株だったが、芽を出すことはできなかった。

 それだけに同メディアは「現在のドジャースのファームシステムとロースターを見ると、これらの選手がかつて在籍していたとはとても信じられない。ロサリオのような選手は2025年のロースターでベンチ入りできる可能性すらない。なぜ2024年に獲得したのか、その理由すらも分からない」と容赦なかった。

 かつてドジャースに縁があった選手たちが絡むトレードだっただけに、さまざまな記憶がよみがえったようだ。