全日本プロレス17日の後楽園大会でジュニアのシングルリーグ戦「ゼンニチJr.フェスティバル2025」が開幕。Aブロック公式戦で世界ジュニア王者の吉岡世起(37)がライジングHAYATO(26)に敗れる波乱の幕開けとなった。
序盤から高速の攻防を展開すると豪快な蹴りで吹っ飛ばし、リング際での攻防では後頭部をエプロンに叩きつけるなど順調に試合を運ぶことに成功。その後も鋭い蹴りやフェースロックで絞めあげるなど試合のペースを握った。
だが、HAYATOの粘りもあってなかなか3カウントに届かない。雪崩式のリバースフランケンシュタイナーの大技もカウント2で返された。するとパイルドライバーを狙って持ち上げたところで体を反転させられ、脳天からマットに突き刺され、動きを止める。そこにシド・ヴィシャスで圧殺され、大逆転負けを喫した。
まさかの黒星発進に吉岡は「負けちまった。後楽園でジュニアでメインの開幕戦、チャンピオンとして勝たなきゃいけない試合だった」と唇をかむ。そして「ライジングHAYATO、予想以上に熱いし強いし面白いね。この借りはJr.フェスティバルが終わったらこのベルをかけてかえさせてもらうぜ」と誓った。
一方、好発進のHAYATOは「初戦、勝ったよ。みんな楽しかった? ならよかった。普段、面白くもない、腐りきった日本だけど、全日本プロレスに来たら必ず楽しい気持ちにさせてあげる」として大歓声だ。さらに「みんなを楽しくして元気にするのは国会議事堂にいる政治家じゃない。俺たち、全日本プロレスだよ。プロレス界で面白いのは新日本プロレスでもプロレスリング・ノアでもない。全日本プロレスだ!」とパンクな言葉を放って拍手を浴びた。
ほかのAブロック公式戦は佐藤光留が井上凌に勝利。Bブロックでは田村男児が阿部史典に、青柳亮生が〝ミスター斉藤〟土井成樹に勝ってそれぞれ勝ち点2をあげた。












