巨人と支配下選手契約を締結した元DeNAの乙坂智外野手(31)が13日、球団施設で入団会見を行った。背番号は「54」に決まった。

 乙坂は少し緊張した面持ちで会見場に現れると「素晴らしいチームメイトと指導者の方と一緒にプレーすることをとてもうれしく思います」と表情を引き締め「お話しいただいた時は、必要としてくださるっていうことは、野球選手としてほんとに幸せなことですし、ワクワクしたの覚えてます」と入団の声がかかったときの心境を明かした。

 DeNA退団後の2022年から約4年は、メキシカンリーグや米独立リーグなどで経験を積んだ。25年5月にシアトル・マリナーズ傘下の3Aタコマに配属された頃には、マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)と練習する機会にも恵まれたという。
 
 乙坂は「(海外リーグは)契約期間が短いので『明日野球をするために今日頑張る』という状況。少しきつかったですけど、年数を重ねるごとに『本来はそうあるべきだ』と感じた」と心身の成長を実感し「(ジャイアンツにおいて)結果が求められる立場なので毎日全力を出していきたいと思います」と意気込む。

「日本に帰ってからはジャイアンツ戦やセ・リーグの試合を見て、配球などを見ています」と実戦に向けた準備も着実に進んでいる。「海外でパワーヒッターと戦うために小技や機動力をアピールして競争に勝ってきた。日本でもそこは出していきたい」と力を込めた。