西武は11日のロッテ戦(ZOZOマリン)に延長12回の末、2―2の引き分け。今季初の引き分けで貯金1をキープした。

 1点を追う8回に長谷川信哉外野手(23)の犠飛で同点に追いついた西武だが、打線に決め手がなく、試合はそのまま延長戦に突入。10、11、12回といずれも得点圏に走者を進めたものの「あと1本」が出ずゼロを重ねた。

 継投策では9回のマウンドに送った5番手・羽田慎之介投手(21)が安田の頭部にすっぽ抜けたスライダーを当て、危険球退場するアクシデントもありながら、計8投手でつなぎ、最後は守護神・平良海馬投手(25)で4時間12分の消耗戦を終了させた。

 先発した武内夏暉投手(23)は立ち上がりから制球が定まらず、3安打で二死満塁のピンチを招き、岡に押し出し四球を与えて先制点を献上。3回二死一塁の場面では、岡に145キロストレートを弾かれ、左中間最深部へ適時二塁打とされ2点目を失った。結局、武内は5回96球を投げ、6安打2失点で勝ち負けはつかなかった。

 降板後、武内は「初回からボール球先行という投球内容が続き、なかなか自分の思うようなピッチングができませんでした。早い段階で先制点、追加点を与えてしまい、チームに対していいリズムを作ることができなかったです。中盤に入ってからはいいイメージで投げることができていたので、そこは次につなげていきたいと思います」と、この日の投球を振り返った。